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ワイヤーママ2018年1月号に掲載されました

ワイヤーママ2018年1月号に掲載されました。

Q.子供が反対咬合(下あごが上あごよりも前に出ている・受け口)です。
いつから治療を開始した方がいいですか?

A. 出っ歯や、歯のデコボコなど、悪い歯並び・咬み合わせは色々ありますが、
一番早期に治療にとりかかる不正が反対咬合です。
では、実際にいつからかと言うと、だいたい早くて子供の歯がすべてはえそろった頃、
つまり3歳頃、遅くとも5歳頃までには、何らかの治療を開始したいと私は考えています。
なぜなら、あごの成長は上あごと、下あごで成長のタイミングが異なり、上あごの成長は先に終わり、
その後に下あごが成長を開始します。
したがって、反対咬合を放置しておくと、上あごの成長は抑えられ、下あごはさらに成長しやすくなり、
さらに反対咬合を悪化させる可能性があるからです。
反対咬合は放置しておくと、見た目が気になるだけでなく、食べ物がうまくかめないので、
消化不良を起こし、内臓に負担がかかり、また、聞き取りにくい話し方になることが多いです。
身長がどれくらい伸びるのか予測しにくいのと同様に、下あごがどれくらい成長するかを
予測するのは非常に困難なので、重度な反対咬合の場合は、長期的に管理する必要があります。
しかし、軽度なものでれば、早期に適切な治療を行うことで、
子供への負担も少なく治療を終えることが可能です。

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